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ガバナンス 21世紀の地方自治を創る総合情報誌
新しい地域づくりをめざすすべての"Public Worker"のために
2009年3月号
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月刊 ガバナンス 2009年3月号
2009年2月27日発売
定価:800円(本体価格:762円)
年間購読料:1年・9,600円、 2年・17,400円、 3年・24,480円(税込、送料込)
A4変型、毎月27日発売
ぎょうせい/編集
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  主要見出し  
■特集 ■スキルアップ特集 ■ガバナンス・レビュー
地域の「自立」と「連携」
ワンランク上のメール活用術 行革フォーラム代表・拓殖大学客員教授 並河信乃
■取材リポート ■連載  
平成にっぽんの首長 自治の自画像――山下 真 奈良県生駒市長 地方自治のミ・ラ・イ/ほか  

地域の「自立」と「連携」
 合併自治体では周辺地域の格差問題が顕在化している。自立の道を選択した小規模自治体を取り巻く状況も厳しさを増し、小規模町村への基礎自治体としての制度的保障をどうするべきかが議論されている。また、集落再生への支援政策の実施や定住自立圏構想の動きも注目されている。今特集では、特に小規模自治体や過疎地域の視点から、地域の存続と自立のあり方を論考するとともに、各地域でどのような変化が起きているかをリポートした。
東京大学名誉教授 大森 彌 spacer ●「小規模」自治体─存続への課題とビジョン
  /東京大学名誉教授 大森 彌
 わが国の国土、歴史、地域事情などを素直に考えれば、地域の多様な姿に見合うように、いろいろな規模の自治体が存在し、それぞれに工夫して自治の営みを行っていることが自然である。地方制度調査会がいう基礎自治体を「総合行政主体」とする発想は、この多様性の尊重とは相容れないのではないか。
 
 
 ●〈取材Report〉自立と連携の動きを探る

 ●集落の資源を掘り起こすNPO「かみえちご山里ファン倶楽部」
   ――新潟県上越市
 ●作り手と食べ手を結ぶ「鳴子の米プロジェクト」
   ――宮城県大崎市
 ●ずっと住み続けられる地域を目指し32の振興会が住民自治活動を展開
   ――広島県安芸高田市
 ●定住自立圏の構築で地域の自立性を高める
   ―─長野県飯田市
 ●「合併しない宣言」の町は「第2役場」構想で自立の道を歩む
   ――福島県矢祭町
 ●一律から自主性重視へ─「自立」と「連携」への国の支援施策
   /田巻竜介
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スキルアップ特集
ワンランク上のメール活用術

 今やメールは、仕事において欠かせないツール。ところが、よく考えるときちんと教わることもなく「いつのまにかメールを使っていた」という人が多いのでは?
 文章の書き方をはじめメールの作法は人それぞれ。スキルにバラツキがありそうです。また、便利な反面、メールゆえのトラブルも発生…。ふだん何気なく使っているメールの使い方を見直し、より効果的な活用を目指しましょう!

●意外と知らないビジネスメールのマナー
  /平野友朗
●組織を元気にするメール・コミュニケーション
  /芦屋広太
●〈取材Report〉メールで集めた市民の声を「ボイスバンク」に蓄積
  
──神奈川県横須賀市
●スキルアップ連載
 ・できる人の仕事術〜職場のキーマンになろう!/伊藤章雄
 ・こんなときどうする? 相手を動かす話し方/八幡紕芦史
 ・事例で学ぶ 実践!クレーム対応/関根健夫
 ・ストレスに効く 簡単メンタルヘルスケア入門/奥田弘美
 ・政策立案のための「データ力」養成講座/田村秀
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ガバナンスレビュー
行革とは「民主主義の復権」である
 /行革フォーラム代表・拓殖大学客員教授 並河信乃
行革フォーラム代表・拓殖大学客員教授 並河信乃    国の出先機関をめぐる改革で、政府は内閣府にプロジェクトチームを発足させ、2008年度内に工程表を策定する。一見、改革は進んでいるかに見えるが、二重行政廃止の実効性には疑問の声も根強く、そもそも行革と分権の整理もあいまいさが残ったままだ。「土光臨調」以来、民の立場から行革・分権を深化発展させる活動に取り組んできた並河信乃氏に聞いた。
 
 並河氏:第2次勧告の「国の出先機関の見直し」のイメージはどうもはっきりしない。国家公務員の減員ばかりが取りざたされていていいのか。新たに地方振興局・工務局をつくりそこに地方支分部局を押し込む形になっているが本当にそれでいいのか。思想性の点で混乱してはいないか。
 
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取材リポート
◆平成にっぽんの首長 自治の自画像
  山下 真 奈良県生駒市長
  市民運動からボランティア選挙で市長へ
   市民の良識が公平・公正な社会をつくる
 大阪のベッドタウンとして発展を続ける奈良県生駒市。3年前、ニュータウン開発の是非を問う住民投票条例の制定を求める市民運動をきっかけに弁護士市長が誕生した。前市長、前議長の汚職事件を機に何が変わり始めたのだろうか。
  山下 真 奈良県生駒市長
山下真・奈良県生駒市長。「緑と公園と子どもたち。生駒のまちづくりのイメージにピッタリ。この場所がいいですね」と、新興住宅地・白庭台の公園で撮影。丘陵地の狭い道を車で移動する間、右へ左へと指示を出す。「選挙でさんざん走り回りましたからね」と、本当に道をよく知っている様子だ。
◆検証!市町村合併の現場を歩く/葉上太郎
  絶望を希望に変えた“ヤマ”のスクラム
  ──「破綻必至」からの脱出・北海道赤平市の場合
 市立病院の不良債務が連結赤字を悪化させ、破綻は不可避とされた北海道赤平市。活路が開けたのは、同市を救うために創設されたと言われた病院特例債の発行に加え、廃校の跡地が売れるなどの幸運が重なったからだ。だが苦しみの過程で、市と市民は希望の芽も見い出した。それは徹底した情報開示で理解し合うことから始まった。
◆自治体政策の流儀!/樺嶋秀吉
  「ワンルームマンション税」でコミュニティ崩壊に歯止め
  ──自主課税で行政課題を解決する(東京都豊島区)
 東京都豊島区が2004年6月に施行した狭小住戸集合住宅税(いわゆる「ワンルームマンション税」)は、独自課税による政策誘導策として全国から注目を集めた。そこには地方分権のあるべき姿についての強烈な問題意識、「“税が集まらないこと”を目的」とする明確な意思があった。
◆協働&広域 エコ・ガバナンスの時代へ/杉本裕明
  持続可能な漁業に行政の支援を――スタートした二つの漁業認証
 資源を保護、管理して獲った魚と、そうではない魚の違いを消費者に――。そんな役割を担った「エコラベル」(漁業認証)がスタートした。だが、認証制度は、欧米のNGOの影響下にあるMSCと、日本国内の漁業団体の影響下にあるMELとの二つに分かれ、それぞれがしのぎを削る。認証制度を単なる環境ビジネスとせず、持続可能な漁業で地域の漁業の復活につなげるためには、自治体や国のサポートが欠かせない。二つの現場をリポートする。
◆シリーズ「安心」な明日へ/山川剛史
  インフルエンザ流行拡大と「新型」対策
   ――「自ら考える」で自治体の危機対応力に大きな差
 折しもインフルエンザが例年になく猛威を振るっている。自治体の担当者の苦労は察するに余りあるが、あえて心を鬼にして問いたい。忙しさの中で、今何が起き、何をすべきか自ら考えていますか? 国の指示通りにやっていればいい、最後は国が何とかしてくれると心の底で思ってはいませんか? と。現在のインフル拡大、昨年11月のインドネシアでの鳥インフル集団感染騒ぎへの「感度」を取材していくと、あらためて「自ら考える」ことの重要さ、そして自治体間で危機対応力にずいぶんと開きが出てきたことを実感してしまう。
◆議会改革リポート[変わるか!地方議会]
  スピーディーな議会改革で市民に存在感を示す──長崎県大村市議会
 長崎県大村市議会は昨年12月議会で県内初の議会基本条例を賛成多数で可決、今年4月1日施行する。条例制定に先立って、議会のインターネット中継や議会報告会(市民と議会のつどい)を実施。改選から2年弱で議会改革の実績を重ねてきた同市議会からは市民の厳しい視線をバネに、議会の存在感を示そうという強い意気込みを感じる。
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連載
●ガバナンス・フォーカス
  廃止含め抜本的な検討を
  ──破綻の危機に瀕する地方議会年金/神田誠司

●ガバナンス・トピックス
  自治体議会活性化の追い風となるか
  ──「議員力検定」と「議員研究ネットワーク」が始動
  「クリエイティブ・パワーを地域活性化に
  ──13年目を迎えた「イート金沢」の試み/梶山寿子
 ●アサノ・ネクスト/浅野史郎
   天下り論議の本質
 ●童門冬二の日本列島・諸国賢人列伝
   幕府顧問は藩の猛反対で消える―― 横井小楠(22)
 ・霞が関エクスプレス
 ・ザ・キーパーソン/清水真人
 ・長崎発!新米市長の右往左往/田上富久
 ・山田厚史の経済言論
 ・地方自治のミ・ラ・イ/金井利之
 ・市民の常識VS役所のジョウシキ/今井照
 ・破綻を希望に/村上智彦
 ・自治体職員冬の時代の「人事戦略」/稲継裕昭
 ・市民と行政を結ぶ情報公開・プライバシー保護/奥津茂樹
 ・Web時代の発想法/小林隆
 ・公務職場の人・間・模・様/金子雅臣
 ・「民主主義の舞台」をめざして──自治体議会の新展開/廣瀬克哉
 ・ リーダーズ・ライブラリ[著者に訊く!/『戦略PR──空気をつくる。世論で売る。』本田哲也]
 DATA・BANK 2009
 ・自治体の最新動向をコンパクトに紹介!
●カラーグラビア
 ・シリーズ・まちの匂い
   変貌するエネルギーに満ちたまち──東京都新宿区大久保/田邊順一
 ・近代化遺産が語る風景――北海道庁旧本庁舎/増田彰久
 ・森の恵み・森の聲/芥川仁 
 ・タイムスリップ 江戸の愉しみ
 ・自治クローズアップ
   日本から韓国、そしてアジアへ──マニフェストの普及に日韓交流国際学術大会 
 ・FACE/竹馬靖具
 
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次号予告<2009年4月号・3月27日発売予定>
 ●特集 自治体の職員力、組織力
 ●スキルアップ特集 もっとよくなる!窓口サービス
 
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