昭和44年開校、創立41周年目の本校は、首都近郊のベッドタウンとして発展してきた、船橋市・南部海岸線の埋立地に建設された若松団地およびJR京葉線南船橋駅前周辺に建設された集合住宅群を学区としている。現在、児童数444人で15学級である。
また、平成21年度から平成23年度までの3年間、研究開発学校として文部科学大臣から指定を受け、隣接の若松中学校と共同で、小中一貫教育9か年のカリキュラム開発、英語教育拡充(小1〜4年は週1時間、5・6年は週2時間、中学校はその発展)、新領域「在り方生き方」カリキュラムの開発の三つのテーマで研究開発に取り組んでいる。
異年齢交流活動でみんな仲良し
本校は創立期から児童数の変動が激しく、急増そして急減期を経て、現在、増加傾向に転じている。
10年前、児童数が現在の半数の児童であった頃から、縦割りグループを重視して指導を行っている。現在の全校児童444人の学年の垣根を取り払い、28の縦割りグループを編成し、年間で十数回のさまざまな仲良し交流活動を行っている。まず、4月当初に「なかよし会議」を開催し、なかよしグループによる新入生歓迎の意味を含めた全校遠足について話し合いを行い、計画を立てさせ、参画意識を育てている。28のグループには、それぞれ担当の教員が付き、交流遊びの企画と実施を主体的にできるよう指導してきている。そうした取組みの成果が、校内生活のさまざまな場面に現れており、子ども同士が仲良く、異年齢をあまり意識しない自然なムードができてきている。そうした成果か、「いじめ」「いじめられ」の訴えはほとんど聞かない。また、不登校児童も昨年度はゼロであった。
元気いっぱい朝マラソン
希望参加で朝運動クラブと朝マラソンを実施している。朝運動クラブは、3〜6年生が参加し、朝7時半から8時まで、さまざまな運動に挑戦している。また、朝8時から8時5分の間、自由参加で児童が5分間マラソンを実施している。参加率は、日により違いがあるが、毎日8〜9割の子どもたちが自由にグランドを自分のペースで走っている。教師も、ほとんどが学年学級の分け隔てなく一緒に楽しそうに走っている。
おかげさまで、遅刻ゼロの日がほとんどである。「全員野球」という話があるが、「全校全員教育」で取り組んでいる成果は明らかである。また、よく遊ぶ学校である。業間休みや昼休みには、ほとんどの子どもたちが、校庭に出てよく遊んでいる。先生方も年齢に関係なく、よく子どもに付き合っている。教師にも子どもにも強制するムードはなく、こうした交流が明るく楽しい学校を作っている。
現在、縦割りの異年齢交流を一層発展させ、若松中学校に進学した先輩たちとの相互交流を模索しながら小中一貫教育の推進を構想しているところである。
(校長 村瀬光生)
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