「『子ども見守り隊』に登録してくれた50軒の家は一軒ずつ回って挨拶をしなければならない」と言った応援団長の意気込みと行動力は大変嬉しかった。グリーンボランティアでは、約30人近くの方、植木専門家や祖父母、地域の人々が暑い夏も寒い冬も100本以上の「実のなる木」の剪定や摘果、消毒や施肥等を行ってくださり、梨の木もしっかりした実をつけた。「心のごはん活動」では、実施後児童の反応や感想などを話し合い、「けんかが収まったり、集中する児童の目を見たりして、読書というのは威力がある」という意見が出、お互い情報交換をするなど交流を図っている。飼育では委員会の児童と一緒に活動をしてくださったり、花ボランティアの方は、松の木の藁囲いなどもしてくださったりした。
学校応援団の活動を通して、学習環境が整い学習成果が上がり、児童の安全・安心の確保が図れたばかりでなく、地域の人々との新たな「顔の見える関係」が生まれたということが、大きな成果と言える。お陰で、明るい挨拶がこだまするようになった。また応援団の方々からは、学校という場で自身の「やりがい」や「生き甲斐」を感じたという声を聞くことができた。
学校応援団を創り上げるには、学校と学校経営方針を理解する地域の人々の存在が不可欠である。学校は、いかにその理解者を増やし、地域力を活用して学校力を向上させていくかが重要課題である。さらにどのように組織として築き挙げ、活動を展開していくかが大切である。
松本小は、普段から地域の人々がよく学校に来てくださり、学校を支えてくださっている恵まれた環境にある。今回はこの環境を組織として打ち立て、児童の学力向上と健全育成という課題に向けて、大いに地域力を頂くと共に、地域の人々にとって「生き甲斐のある学校」を目指していきたい。「学校は地域と共にある」これが私のモットーである。
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